南日本新聞ニュース
鹿児島県は20日、徳之島町に設置した調査用トラップ(わな)で、果実・果菜類の病害虫セグロウリミバエの雄成虫2匹を初めて誘殺したと発表した。奄美市などでも見つかり、今年3月の県内初確認以降、誘殺状況は8市町村183匹となった。
自民党鹿児島県連の常任顧問会議は20日、東京・永田町の党本部であり、参院選鹿児島選挙区で公認候補が落選し辞任の意向を示していた森山裕県連会長(衆院4区)の続投を確認した。出席の国会議員らが慰留した。野村哲郎氏(参院鹿児島選挙区)も引き続き選対委員長を務める。
薩摩川内市の田中良二市長は20日、鹿児島県庁を訪れ塩田康一知事に九州電力川内原発の安全確保や、川内港の機能充実を求める要望書を手渡した。2025年度末から暫定利用が始まる同港唐浜地区(同市)の国際物流ターミナルを巡りハーバークレーンの円滑運用や、上屋など必要施設の早期整備を求めた。
2025年産一番茶の荒茶生産量で、鹿児島県は8440トンとなり、初めて全国1位になったことが20日、分かった。1991年に農林水産省が一番茶の調査を始めて以来、首位だった静岡県は8120トンで2位となった。鹿児島県は、一番茶を含む通年の荒茶生産量で2024年に初の日本一となっており、25年産でも期待が持てそうだ。
鹿児島県十島村・諏訪之瀬島の御岳で20日午後3時35分ごろ、噴煙量が中量以上の噴火が1回あった。
「子どもたちが安心して学べる環境を整えたい」。記録的大雨に見舞われた鹿児島県の霧島、姶良両市の学校では、校庭や農場に被害が及び、学校行事や実習授業への影響が避けられないケースもある。教職員は影響をできるだけ減らそうと対応を急ぐ。
鹿児島地方気象台は20日、桜島で山体膨張を示す地殻変動が観測されているとして、解説情報を発表した。南岳山頂火口と昭和火口から約1キロの範囲で、大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけている。
東シナ海にある熱帯低気圧の影響で、九州南部は22日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる。局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨が降る恐れがある。
「バレーボールフレンドリーマッチ」が鹿屋市の串良平和アリーナであった。女子SVリーグやVリーグのトップチームが、鹿屋体育大学と熱戦を繰り広げ、小中学生に指導した。
宮崎県高原町は、ふるさと納税制度を活用した「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)で、霧島連山・新燃岳の噴火の風評被害を受ける町内事業者の支援を呼びかけている。仲介サイト「ふるさとチョイス」を通して、300万円を目標に11月5日まで寄付を募る。