南日本新聞ニュース
鹿児島県と鹿児島市は6日、新型コロナウイルスの感染者3356人を新たに確認したと発表した。3日と同数で過去3番目に多い。3000人超えは5日連続。
新型コロナウイルス感染の流行「第7波」に見舞われるなか、鹿児島県薩摩川内市は夏休み期間中、ワクチンの集団接種会場を複数回開設し接種を進める。感染者の主年代、10代と親世代を狙い、伸び悩む3回目の接種率をアップさせようと懸命だ。
高校生が新聞記事への思いをラップに乗せ発信する「高校生新聞RAP甲子園2022」は7日午後2時、鹿児島市のセンテラススクエアである。県内の高校から9組12人が出場。記事を通じ感じたものを熱く主張する。
鹿児島地方最低賃金(最賃)審議会は5日、鹿児島市で専門部会を開き、2022年度引き上げ額の議論を本格化させた。中央最低賃金審議会(中賃)の小委員会が示した鹿児島県の目安額は30円。現行821円の最賃の引き上げ額を巡り労使それぞれの立場で見解を述べたが、主張にはなお隔たりがある。
鹿児島市のかごしま県民交流センターで開催されている「大昆虫ワンダーランド」(南日本新聞社主催、県教育委員会共催、小園硝子商会特別協賛、ジェイフィットホーム協賛)の来場者が5日、1万人を超えた。1万人目となった鹿屋市の寿小学校4年橋口陽斗君に記念品が贈られた。
コロンビアで開催されているU20世界陸上で5日、女子1万メートル競歩の大山藍(16)=鹿児島女子高校2年=が、46分24秒44で準優勝した。男子競歩1万メートルに出場した下池将多郎(18)=鹿児島工業高校3年=は44分48秒45で17位だった。
鹿児島市は5日、暴行の疑いで現行犯逮捕された市指導監査課の男性主任(37)を、同日付で減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
鹿児島県内では連日30度を超える厳しい暑さが続き、小売店では特に男性向けの対策商品の売れ行きが好調だ。一方、観測史上2番目に早い6月末の梅雨明けにより、商戦は例年以上に長期化。欠品も出ている。
死者・行方不明者49人を出した8・6水害から6日で29年となった。東北や北陸で3日から続く大雨災害では、河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、各地に「緊急安全確保」や「大雨特別警報」が出された。大雨の危険を知らせる指標は増えたが、「違いが分かりにくい」という声もある。それぞれの位置付けや避難判断のポイントをまとめた。
鹿児島県は5日、2021年度一般会計の決算見込みを発表した。借金に相当する県債残高総額は、前年度0.4%減の1兆5884億5400万円だった。後年度に交付税措置される臨時財政対策債(臨財債)などを除いた県独自分は、行財政改革の取り組みなどにより、前年度比0.3%減の1兆576億4300万円。ともに2年ぶりの減少となった。