南日本新聞ニュース
鹿児島県警奄美警察署は、奄美大島で国指定天然記念物のオカヤドカリ約5000匹を許可なく捕獲し、文化財保護法違反罪で罰金刑の略式命令を受けた中国籍の男3人の捜査に貢献したとして、奄美市の4人と2施設に感謝状を贈った。
鹿児島県阿久根市は6月から休日に公用車を使ったカーシェア事業を始める。観光客や住民の移動手段として、肥薩おれんじ鉄道阿久根駅の駐車場に1台を配備。市商工観光課によると、同市はバス路線やタクシーが少なく、レンタカーもないため、鉄道で訪れた人の2次交通が課題だった。担当者らは「自由に市内を巡り、魅力を感じてほしい」としている。
姶良市は今、県内で最も住み心地が良くて、住民の幸福度が高く、住み続けたい街らしい。
鹿児島県指宿市湊3丁目のガス会社「肥後プロパン商会」の一角が、連日子どもたちでにぎわっている。同社の肥後大輔社長(44)が「子どもが気軽に集まれる場所をつくりたい」と4月中旬、展示スペースの一部を自ら改修して駄菓子屋をオープンした。口コミで評判が広がり、今では地区外からも客が訪れる。
5月31日午後11時5分ごろ、鹿児島県伊仙町伊仙で火災があり、いずれも木造平屋で、無職男性(79)方の住家1棟、隣接する会社員男性(30)と保育士男性(22)が暮らす長屋1棟、無職男性(71)方の住家1棟、空き家1棟の計4棟が全焼した。
1日午前4時50分ごろ、鹿児島県出水市の肥薩おれんじ鉄道出水-西出水の線路で、12両編成の下り貨物列車に20〜30代とみられる男性がはねられ、現場で死亡が確認された。出水署は身元や線路にいた経緯を調べている。
香港から日本の地方空港を結ぶ路線が相次いで減便となっている。交流サイト(SNS)で広がる「7月に日本で地震が起きる」とのうわさが要因と指摘する旅行業界の関係者はいるが、香港からの訪日客数は増加傾向が続く。路線増による競争の激化や円高といった複数の要因が関係している可能性がある。
「あまり知られていないけど、阿久根は海水浴ナンバーワンのまち」と、阿久根市の職員らは胸を張る。野生鹿に会える阿久根大島、市街地に近い大川島、長い海岸線で知られる脇本と個性豊かな海水浴場が三つあり、例年、市の人口(約1万8000人)を上回る2万人超が訪れる。
自民党の森山裕幹事長は5月31日、鹿児島県霧島市で開いた国政報告会で鹿児島空港(同市溝辺)の駐車場問題に触れ、「駐車場が混雑して飛行機に乗り遅れるような空港であってはならない。何としてもここは急がなければいけない」と対策に意欲を示した。
世界自然遺産地域で観光スポットとして人気の金作原国有林(奄美市名瀬)の利用ルールが、1日から改定される。駐車場所を市道三差路側に移すほかバスの乗り入れを禁止する。