南日本新聞ニュース
鹿児島県の霧島、姶良両市を中心に大きな被害が出た8日の記録的大雨で、19日までに判明した住家の床上・床下浸水は1203棟に上り、千棟を超えた。被害状況の調査は続き、さらに増える可能性がある。断水が続いていた姶良市姶良地区の1戸で19日、断水が解消し、霧島を含む2市で最大3万8640戸に上った断水は、11日ぶりに全て復旧した。
19日午後2時55分ごろ、鹿児島県南九州市川辺町下山田、無職男性(77)方敷地内の木造平屋倉庫兼車庫1棟約60平方メートル、軽貨物車1台を全焼した。
鹿児島県の特産品を集めた「南の宝箱 鹿児島ふるさと物産展」が19日、鹿児島市の山形屋で始まった。初出店11社を含む55社が食品や工芸品約1800品を販売する。25日まで。
沖縄付近にある熱帯低気圧が21日にかけて東シナ海を北上し、奄美地方では20日、激しい雨が断続的に降る見込み。九州南部も局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨の恐れがある。
小林市の魅力発信と地域経済活性化を目的に活動する市民団体「KOBAYASHI ni ALE」(会員23人)が、地場素材を活用したクラフトジン「山麓JIN」を開発した。
鹿児島銀行(鹿児島市)は18日、離島の課題解決や活性化を支援する「かごしま島嶼(とうしょ)ファンド」に100万円寄付した。民間企業の資金を使って地域課題を解決する「ソーシャル・インパクト・ボンド」の実現に向けた取り組みなどに活用予定。鹿銀は今後パートナー企業として協力する。
鹿児島空港(鹿児島県霧島市)に10日緊急着陸した英軍F35Bステルス戦闘機1機は、19日も民間の格納庫で駐機を続けた。
薩摩川内市と川内ヤクルト販売(同市中郷1丁目)が災害時の避難所、物資供給に関する協定を結んだ。災害時に同社の3階会議室(206平方メートル)で一時的に避難者を受け入れるほか、在庫品の飲料などを供給する。
鹿児島県阿久根市は今年55歳を迎える人たちを招き、名物行事「華の50歳組」レセプションを開いた。50歳だった2020年に新型コロナウイルス流行のため一連の行事が中止された世代が県内外から約160人集まり、5年遅れで旧交を温めた。
任期満了に伴う大和村長選は19日告示され、無所属現職の伊集院幼氏(64)以外に立候補の届け出はなく、5期目の当選が決まった。無投票は4回連続。