南日本新聞ニュース
かつお節や焼酎といった枕崎市の特産品をPRするイベントが30日、東京都港区のオフィスビルで始まった。会場はこいのぼりならぬ「カツオのぼり」や大漁旗で装飾され、かつお節を削る体験などが人気を集めた。11月2日まで。
バレーボールの第78回全日本高校選手権(春高バレー)鹿児島県代表決定戦は31日、いちき串木野市のFアリーナいちき串木野などで開幕する。決勝は11月3日に鹿児島市の西原商会アリーナである。男女の優勝校が本戦(2026年1月・東京)の出場権を得る。
鹿児島銀行(鹿児島市)と九州経済研究所(KER、同市)は30日、7〜9月期の県内企業・業況調査結果を発表した。「良い」から「悪い」を引いた業況DIはマイナス12で、前期(4〜6月)から3ポイント回復した。3期ぶりの改善。KERは「日米関税合意で先行きの不透明感が和らいだことに加え、一部業種で価格転嫁が進んだ効果」と分析する。
バドミントンの鹿児島県高校新人大会第2日は30日、鹿児島市の南栄リース桜島アリーナなどであった。男子団体は鹿児島商が鹿児島実を3-0で下して2年ぶりの頂点。女子は鹿児島育英館が鹿児島女を3-2で破り初優勝した。優勝校は全国選抜大会(3月・香川県)、第2代表までが九州大会(12月・長崎県)に出場する。
鹿児島銀行(鹿児島市)と九州経済研究所(KER、同市)は30日、県内企業317社を対象とした最低賃金の引き上げに関する調査結果を発表した。改定後の賃金を、最低賃金より高く設定すると回答した企業は63%だった。郡山明久頭取(68)は「人手確保を意識した結果。対応できるところとできないところの二極化が広がるのではないか」と話した。
第157回九州地区高校野球大会第4日は30日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で準決勝2試合があった。神村学園は九州国際大付(福岡)に4-5で敗れた。
鹿児島県警は30日、他人の尻などをスマートフォンで撮影した巡査部長の懲戒処分を発表しなかった経緯について「警察庁の発表指針を参考にしており、例外的に公表する事情はなかった。県警の置かれている状況や社会的反響の大きさも踏まえた上で判断した」との見解を示した。県警独自の公表基準に関しても「設ける考えはない」と言明した。
宮崎県都城市は30日、職員の「フレックスタイム」勤務を試行すると発表した。11月9日から来年1月31日まで。週38時間45分の勤務時間を維持した上で、従来の時間外を含む午前7時〜午後8時の範囲で勤務時間を柔軟に決められる。1〜4週間単位で設定でき、週休3日も可能になる。
30日午後5時50分ごろ、鹿児島県南九州市頴娃町上別府の市道で、近くの農業男性(92)のトラクターが、後ろを走っていた同市頴娃町牧之内、農業男性(77)のトラックと衝突した。92歳男性は頭と胸を強く打ち、頭蓋骨を骨折。病院に搬送されたが、間もなく死亡した。死因は捜査中。
鹿児島県警は30日、SNS(交流サイト)型投資詐欺で県内の50代女性が約2900万円をだまし取られたと発表した。「LINE(ライン)で投資グループに誘導され、金をだまし取られる被害が多い」と注意を呼び掛けている。


