南日本新聞ニュース
紙の処方箋を電子化した「電子処方箋」の普及が鹿児島県内の医療機関で伸び悩んでいる。厚生労働省によると、2023年の運用開始から25年2月までに導入した県内の病院は12施設(5.2%)、医科診療所は86施設(8.6%)。重複投薬などを防ぐ利点がある一方、システムの導入費が負担になっているとみられる。認知度が低く、発行を希望する患者も少ないのが現状だ。
大学で学んでほしいこととは-。鹿児島県内6大学・大学院は今春、計4400人余りの入学者を迎え、それぞれ入学式を行った。各学長は学生に何を期待するのか。式辞・告辞を、ユーザーローカル社(東京)のAIテキストマイニングを使って解析すると、「課題」「個性」「考える」といった言葉が浮かび上がった。
第156回九州地区高校野球大会は24日、長崎市の県営野球場で決勝があった。鹿児島代表の神村学園は、今春の全国選抜大会で8強入りした西日本短大付(福岡)に5-1で勝ち、6季ぶり5度目の優勝を決めた。
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会の実行委員会(南日本新聞社、鹿児島市など)が23日、市役所であり、8月23日に鹿児島港本港区で開催することを決めた。旧集成館など「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録10周年を記念した花火を打ち上げる。チケットは6月から、インターネットやコンビニで販売予定。
レスリングのパリ五輪金メダリスト、男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎選手(29)と女子76キロ級の鏡優翔(ゆうか)選手(23)が18日、鹿児島市の春山小学校を訪問した。全児童約540人と質疑応答や写真撮影で交流を深めた。
24日午前0時ごろ、鹿児島県湧水町米永の県道で、宮崎県小林市南西方、会社員男性(34)の乗用車と、福岡県飯塚市南尾、会社員男性(50)の大型貨物車が正面衝突した。乗用車の男性は意識不明の状態で搬送され、間もなく死亡した。死因は胸部打撲などによる外傷性出血性ショック。
廃棄物を不法に焼却したとして、廃棄物処理法違反(焼却の禁止)の罪に問われた元阿久根市長(鹿児島県)で同市議の竹原信一被告(66)=同市脇本=の公判が23日、鹿児島地裁川内支部(坂口和史裁判官)であった。検察側は冒頭陳述で「ガスバーナーなどを利用して着火した」と述べた。
鹿児島県出水市の椎木伸一市長は23日までに、組織改善を求め「総合調整権」を行使した広瀬川漁業協同組合に対し、損害賠償請求を視野に弁護士と調整していると明らかにした。
信号機のない横断歩道で一時停止を怠る車が鹿児島県内で後を絶たない。2024年、県警は横断歩行者を妨害したとして、道交法違反容疑で2553件摘発した。日本自動車連盟(JAF)の調査では鹿児島の停車率は39.6%で九州ワースト。県警は「取り締まりを強化する。横断歩道を通過する際は、あらかじめ歩行者の有無を確認する意識を持って」と呼びかけている。
鹿児島中央署は23日、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、鹿児島市東谷山1丁目、ダンスインストラクターの男(23)を逮捕した。