南日本新聞ニュース
任期満了に伴う鹿児島県錦江町長選は9日告示された。午前10時までに無所属現職の新田敏郎氏(60)が立候補を届け出た。
刑事裁判の再審制度見直しを目指す超党派の国会議員連盟は8日、東京・永田町の衆院議員会館で総会を開いた。野党6党が提出し衆院法務委員会に付託されている刑事訴訟法改正案について、17日が会期末の臨時国会で審議入りするよう求める意見が相次いだ。
指宿市の指宿商業高校で、指商デパートが開かれた。生徒が仕入れから販売、決算まで担う名物行事で35回目。地元の農産物や弁当、菓子、雑貨など幅広い商品が並び、多くの買い物客でにぎわった。
24時間勤務である消防の仕事に理解を深めてもらおうと、都城市消防局は家族参観を北消防署で開いた。参加者は消防車や救急車をはじめ、職員が勤務中に過ごす庁舎内部を巡った。
全国高校女子駅伝(21日・京都府)に出場する鹿児島高校3年の冨満樹花選手と中島絢音選手が、母校である出水市の高尾野中学校を訪れた。1~3年の344人を前に「都大路は入賞が目標」と抱負を述べ、「皆さんの活躍を楽しみにしている」と後輩を激励した。
鹿児島県は8日の県議会一般質問で、倒壊の恐れがある「特定空き家」となる前段階の「管理不全空き家」に対し、県内初の指導が天城町で実施されていたと明らかにした。改正空き家対策特別措置法が2023年12月に施行され、市町村は特定空き家にならないよう、事前に所有者に指導できるようになっていた。
11月に鹿児島市であった少林寺流全国錬心舘空手道大会で、霧島市の国分高校3年の堤光矢(こうし)さんが、高校生形・組手の両部門で優勝した。形は初優勝、組手は2連覇だった。
羽島漁業協同組合(鹿児島県いちき串木野市)が鹿児島地裁に自己破産を申し立てたことが8日までに分かった。決算書における借り入れなどを含めた合計負債額は8445万円。県内漁協の経営破綻は2016年の西桜島漁協以来。漁業活動を希望する組合員は、県漁業協同組合羽島支所として続ける予定。
センテラス天文館(鹿児島市千日町)前の電車通りをまたぐアーケードの計画が難航している。完成予定は当初の今年1月から2026年9月に先送りされたが、資材高騰などの影響でいまだ着工できていない。整備主体の実行委員会が目指す27年3月末までの完成も遅れる可能性がある。市は市議会12月定例会に提案した補正予算案で、企業版ふるさと納税を財源に建設費不足分に充てる5150万円を計上した。
鹿児島県内の29漁協を一つに集約する「県漁業協同組合(JFかごしま)」が2026年4月に設立されることが8日、分かった。県漁業協同組合連合会(県漁連)が25年度をめどに進めてきた「県1漁協」構想の一環。県内41漁協のうち12漁協は加入を見送ったが、県漁連は「今後も県1漁協を目指す」としている。


