南日本新聞ニュース
15日午前11時10分ごろ、鹿児島市谷山中央5丁目のスーパーマーケットで、同市の無職女性(77)が運転する軽乗用車が店の壁を突き破って店内に突っ込んだ。売り場の野菜棚に衝突し、近くにいた同市の無職女性(77)が巻き込まれた。
鹿児島県大崎町で1979年に男性の変死体が見つかった「大崎事件」を巡り、殺人などの罪で服役し裁判のやり直し(再審)を求めている原口アヤ子さん(98)の弁護団は15日、鹿児島市で会見を開き、5回目の再審請求(第5次請求)を来年1月8日に鹿児島地裁に申し立てると明らかにした。
鹿児島市議会産業観光企業委員会は11日、産業振興部や観光交流局などの議案を審議した。水道局は、見直しを迫られていた河頭浄水場(犬迫町)の施設更新計画について、事業費上限を当初予定の約1.35倍となる約289億円とし、事業者選定手続きをやり直すと明らかにした。事業期間も見直し、3年半遅れの2035年10月完成を目指す。
日本政策投資銀行が2026年度版「九州ハンドブック」として九州の主要統計をまとめた。産業動向や観光、交通などの情報を掲載。新たにアニメやドラマの舞台となった「聖地」の情報を追加した。南九州支店で配布する。無料。
陸上自衛隊都城駐屯地は15日、麻薬成分が含まれるリキッドたばこを所持したとして第43普通科連隊の男性1等陸士(19)を懲戒免職処分にした。
日銀鹿児島支店は15日、鹿児島、宮崎両県の12月企業短期経済観測調査(短観)を発表した。全産業の業況判断DI(「良い」と「悪い」の割合差)は前期(9月)から1ポイント改善しプラス12だった。価格転嫁の進展や設備投資関連案件の受注などで製造業が5ポイント回復しプラス14と全体を押し上げた。
鹿児島県は9日、2022~24年度に県内の認可外保育施設や認可保育所、幼稚園など計50施設が廃止されたと明らかにした。少子化に伴う利用児童の減少が主な理由で、小規模の認可外施設が47カ所を占める。休止も11月末時点で計40カ所に上った。県議会一般質問で、新川康枝子ども政策局長が答えた。
2026年用の年賀状受け付けが15日、全国で始まった。鹿児島市の鹿児島中央郵便局では幼稚園児によるセレモニーがあり、デジタル化で減少が続く年初の便りをアピールした。
鹿児島県薩摩川内市のれいめい中学校3年重永樹里さんが、国税庁などが主催する中学生の「税についての作文」で国税庁長官賞に輝いた。4年前に死去した祖母が受けていた介護保険サービスに税金が使われていたことに触れ、「納税は未来を創り継ぐ価値ある義務で、人への愛だと気付いた」とつづった。
鹿児島の年の瀬を彩る「かごしま県民第九演奏会」が14日、鹿児島市の宝山ホールであった。オーケストラの演奏に合わせ、公募で集まった合唱団とソリスト計約330人が歓喜の歌声を満員の会場に響かせた。


