南日本新聞ニュース
2日午後8時5分ごろ、鹿児島県曽於市財部町北俣、タクシー運転手の男性(70)方で火災があり、木造2階建て住家1棟(約75平方メートル)、車庫(約18平方メートル)1棟、軽乗用車1台が全焼した。
鹿児島市で11月にあったおはら祭への参加を認めなかったのは、憲法が保障する信教の自由に反するなどとして、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)鹿児島家庭教会の信者の70代男性が市に処分取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が2日、鹿児島地裁(窪田俊秀裁判長)であった。被告の市側は却下を求めた。
防衛省が海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)で進める「最適化事業」が具体化してきた。太平洋戦争時から立つ築80年以上の格納庫を含む5棟を建て替え、2棟を改修する。他にも6階建て庁隊舎や弾薬庫(火薬庫)を新設、史料館や管制塔、周辺の山にある通信関連施設を改修する大規模な長期プロジェクトだ。最古の格納庫には先の大戦時の銃撃の痕が残るなど戦争遺構として価値があり、地元から保存を求める声が上がる。
伊佐市大口宮人の曽木の滝公園で、イルミネーションが始まった。11月29日夜の点灯式では約150万球の発光ダイオード(LED)がカウントダウンで一斉に輝くと、来園者から歓声が起こった。来年2月末まで楽しめる。
湧水町の総合木材企業「MEC Industry(メックインダストリー)」は、子どもを対象にした防災ワークショップを同町のMOKUWELL湧水ビレッジで初めて開いた。食事やトイレなど災害時の備えを考えた。
指宿商工会議所青年部は、地域貢献活動の一環として、指宿市内9小学校にモルック用具一式を寄贈した。神山竜三会長ら5人が市役所を訪れ、市校長会の狩集雅人会長(指宿小学校長)に手渡した。
都城市立美術館は、特別展「植田正治展~写真することがとても楽しい」(南日本新聞社など共催)の関連イベントとして、ワークショップ「箱カメラをつくってみよう」を開いた。
鹿児島県教育委員会は2日、2026年度中に県立高校の将来ビジョンを策定する方針を示した。25年度末までに有識者による検討委が取りまとめた答申を参考に定める。県議会代表質問で地頭所恵教育長が明らかにした。
任期満了に伴う鹿児島県知名町長選は2日告示され、新人で農業の竹林植元氏(75)と、現職で3期目を目指す今井力夫氏(68)の2人が立候補を届け出た。
鹿児島県が整備を進める高規格道路「大隅縦貫道」の一部、県道鹿屋吾平佐多線(吾平道路)が2026年3月20日に開通する。鹿屋市吾平町下名-同上名の4.2キロで、片側1車線。県大隅地域振興局が11月27日に発表した。


