南日本新聞ニュース
鹿児島県は3日、他国からの武力攻撃が予測される事態を想定し、離島住民を本土へ避難させる国民保護訓練が来年2月3日、徳之島と与論島であると発表した。具体的な訓練内容は調整中で、危機管理課は「まずは地元住民に訓練があることを周知したい」としている。
鹿児島県内は4日朝、今季一番の厳しい冷え込みとなった。3日夕から寒波が流れ込んだほか、放射冷却が影響した。さつま町柏原で氷点下1.4度を記録するなど、4カ所で今季初めて最低気温が0度を下回った。鹿児島市は3.6度だった。
鹿児島県は3日、拾ったICカードを換金したとして、県立病院局出先機関の課長級60代職員を停職1カ月の懲戒処分とした。
鹿児島県いちき串木野市の五反田川の橋が新設から5年間開通していない問題で、市は3日の市議会議員全員協議会で、買収交渉が難航していた民有地の地権者が10月中旬に亡くなったと報告した。県収用委員会の裁決により土地は市が取得予定だが、地権者に命じた石や木の移転は進んでいない。市は相続人に対し、本年度内の移転を依頼する。
西原商会グループ(鹿児島市、西原一将社長)が大阪府松原市西大塚に大阪東支店を開設し、1日、営業を始めた。
薩摩焼フェスタが鹿児島市山下町のカクイックス交流センターで開かれている。36回目となる今年のテーマは「焼酎を楽しむ薩摩焼」。ソーダ割り用のカップとつまみを入れる豆皿など、県内25窯元の約2万点を展示即売する。7日まで。
外食産業界で活躍した人物に贈られる「外食アワード2025」で、浜田酒造(いちき串木野市)の浜田雄一郎会長(72)が選ばれた。本格芋焼酎「だいやめ~DAIYAME~」販売による新規客層開拓に貢献している点が評価された。
日本ミシュランタイヤが独自の指標で国内の宿泊施設を評価する「ミシュランキー」で、1ミシュランキーに選ばれた「妙見石原荘」(霧島市隼人)の石原大佑社長(43)らが3日、塩田康一知事を表敬訪問した。“1つ星”獲得のほかに、8月の記録的大雨から復旧までの経過も報告した。
九州・沖縄、山口9県の代表18のベンチャー企業がビジネスプランを競うコンテストで、鹿児島市の「iCUREX」と「LINK SPIRITS」が入賞した。両社の関係者らは3日、鹿児島県庁の塩田康一知事を訪ね、製品開発や取り組みを説明した。
鹿児島市の山形屋で3日、パンとスイーツと韓国コスメを集めた「パンスイコスフェス」が始まった。新たな催事で、山形屋初出店24社を含む36社が約500品を並べる。パンやスイーツの実演販売、メークアップ体験もある。8日まで。


