南日本新聞ニュース
鹿児島地方気象台は5日午後8時、桜島で山体膨張を示す地殻変動が観測されたとして、解説情報を発表した。南岳山頂火口と昭和火口からそれぞれ約2キロの範囲で、大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。
夏の甲子園出場を懸けた第107回全国高校野球選手権鹿児島大会は5日、鹿児島市の平和リース、鴨池市民両球場で開幕した。夏の強い日差しの下、選手たちは気迫のこもった掛け声とともに胸を張って入場行進した。
5日午前8時ごろ、鹿児島市谷山中央8丁目の市道で、鹿児島ユナイテッドFCの下部組織に所属する男子中学生10人が乗ったマイクロバスが中央線をはみだし、対向車線沿いの電柱に衝突した。2人が鼻骨を骨折。残る8人も腕や足を打撲するなどの軽傷を負った。男性運転手(67)=同市=を含む11人全員が搬送された。搬送時には意識があり命に別条はない。
明治安田J3は5日、各地で第19節があり、鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は鹿児島市の白波スタジアムで栃木SCと対戦し1-0で勝利した。
霧島市国分の第一幼児教育短期大学で1日、短大生91人と、香港中文大学で日本語を学ぶ学生13人が交流した。紙コップで作った糸電話で遊んだり、班に分かれて雑談したりして異文化理解を深めた。
えびの市は、食や自然、歴史、伝統など同市の持つ観光価値の有効活用を目的とした、2027年度まで3カ年の観光振興計画を策定した。25年度は、計画目標達成へ関係者の意識共有化を図る「観光大学」に前年度に続き取り組む。
いちき串木野市は移住・定住の促進策として、まちの暮らしを体験できるお試し住宅の整備を進めている。7月には1棟を新設。ライフスタイルに合う場所を探せるよう、エリアを分散しているのが特徴で、定住にもつながっている。
鹿児島市の平川動物公園で昨年9月に生まれたコアラ2匹の名前は、雄が「アース」、雌は「スミレ」に決まった。6月28日の命名式に名付け親が招かれ、健やかな成長を願った。
倒木の影響で一部通行止めとなっていた鹿児島県出水市上大川内の国道447号は、5日午後3時に規制が解除された。
鹿児島市東部親子つどいの広場なかまっちで3日、子どもの愛らしい瞬間を収めるコツを伝える写真講座があった。0歳児の家族10組23人が参加。構図や色温度のバランスを学び、スマートフォンや一眼レフカメラで実践した。