南日本新聞ニュース
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は17日午前11時すぎ、南種子町の種子島宇宙センターでH3ロケット8号機の発射を試みたが、直前に設備系に異常が発生したため、打ち上げを緊急停止した。
北朝鮮による日本人拉致事件への理解と解決を考える政府主催の作文コンクール高校生部門で、鹿児島県薩摩川内市の川内高校2年・羽島奈穂さんが最優秀賞に選ばれた。中学生部門を含め全国から3222作品の応募があり、県内からは計3人が入賞した。羽島さんは「解決に向け、一人でも多くの同世代に関心を持ってもらいたい」と願っている。
9日の錦江町長選で無投票で2期目の当選を果たした新田敏郎氏(60)に抱負や課題を聞いた。
南九州市の川辺ダムで鹿児島県産焼酎を貯蔵する取り組みが16日、始まった。県管理のダムを使った酒の貯蔵は初めて。県と市、知覧地区酒造協議会が協力し、1年間熟成させて貯蔵場所としての有効性を検証する。ふるさと納税の返礼品やイベントで活用し、観光客誘致にもつなげたい考え。
九州生乳販売農業協同組合連合会は16日、牛乳や食品を詰め合わせた「朝食セット」を鹿児島市のJR鹿児島中央駅前で配った。10月から始めた「ゴクッとモーニング! ミルク」プロジェクトの一環で、心と体の健康につながる朝食の重要性を訴えた。
鹿児島県は16日、2025年度一般会計補正予算案(428億6800万円追加、総額9304億400万円)を発表した。すべて国の総合経済対策に関連する事業で、19日の県議会最終本会議に追加提案する。
JR九州は16日、年末年始期間(26日~1月4日)の新幹線・在来線の指定席予約状況を発表した。九州新幹線の予約数は前年比5.5%減の13万2000席、予約率は44.1%と前年を3.5ポイント下回った。
温州ミカン発祥の地である長島町の日本マンダリンセンターで、初のマンダリン祭があった。町制20周年の記念行事で、町内外からの来場者が特産のミカンの魅力を体感した。
水道施設工事などの業者でつくる鹿児島県管工事業協同組合連合会などは毎年、県内の工業系の高校で出前授業を開いている。命に直結するインフラだが従事者の高齢化が進んでいるため、若い担い手の確保を目指す。
刑事裁判の再審制度の見直しを検討する法制審議会(法相の諮問機関)部会の第13回会合が16日、法務省であった。検察官が保管する証拠の開示について、裁判所が相当と認める場合に提出を命じる義務規定とすることで一致した。法務省は取りまとめに向けた論点の「検討資料」を示した。


