南日本新聞ニュース
鹿児島県社会福祉協議会(鹿児島市)は1日、災害時に支援活動の拠点となる「かごしま災害福祉支援センター」を設置した。発災時に高齢者ら要配慮者の避難生活を支える災害派遣福祉チーム(DWAT)の派遣調整や、被災自治体の社協が立ち上げるボランティアセンターの運営支援を一体的に行う。
鹿児島大学地域防災教育研究センターは1日、市民向けの防災セミナーを鹿児島市の郡元キャンパスで開き、農学部の寺本行芳教授(砂防学)が土砂災害への備えについて講演した。「災害発生の恐れがある場所を知ることが大切だ」と述べ、防災マップの活用や過去の教訓を生かす重要性を訴えた。
台風6号は2日午前9時現在、屋久島の南西約190キロにあり、時速約25キロの速さで北北東に進んでいる。
鹿児島市は2日午前10時、市内の海岸や河川、がけ近くの住民を対象に避難指示を出した。早めに避難を終え、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
台風6号の影響で鴨池・垂水フェリーは2日、終日欠航を決めた。3日は通常運航を予定する。
昨年8月の記録的大雨の教訓を生かそうと、霧島市隼人の松永地区自治公民館(1429戸)は、住民主導で防災に取り組む「絆プロジェクト」を進めている。1993年の8.1豪雨では犠牲者も出た地域。地元の大学と連携した防災マップ作りを柱に、雨期への備えを急いでいる。
台風6号の影響で2日午前10時現在、徳之島町4880戸、喜界町4690戸など、奄美地域の計約3万1960戸が停電している。
鹿児島県垂水市出身の作曲家、瀬戸口藤吉(1868~1941年)が生前に愛用したアップライトピアノが、孫の典久さん(68)=東京都世田谷区=から同市に寄贈された。6月27日に市文化会館である「瀬戸口藤吉翁のふるさとコンサート」でお披露目し、以降は同会館に展示する。
農業機械製造販売のオーレック(福岡県)は1日、鹿児島県志布志市の鹿児島堀口製茶の茶畑で、無線操縦草刈り機の実演会を開いた。草刈りの省力化やコスト削減に向け、両社が取り組む実証試験の一環。生産者ら20人弱が性能を確かめた。
鹿児島県かん水養魚協会と県漁業協同組合連合会は1日、養殖ブリ・カンパチの大型化や成育に必要な冷凍イワシなどの生き餌が急騰しているとして、水産庁長官らに緊急の要望書を提出した。生き餌の安定確保や資金繰り支援など実効性のある対策を求めた。


