南日本新聞ニュース
いちき串木野市のマグロ漁船所有者らでつくる鹿児島まぐろ同友会は27、28の両日、天然ミナミマグロのチャリティー販売会を鹿児島県庁前で開いた。南半球の海で捕れた個体の冷凍切り身やカマを割安で販売。会場の特設テントは正月の食卓用に買い求める客でにぎわった。
29日午後3時15分ごろ、鹿児島県南九州市川辺町中山田の道路脇の側溝で、近くの無職男性(70)が横向きに倒れているのが見つかり、駆け付けた救急隊がその場で死亡を確認した。南九州署は転落した可能性もあるとみて、死因などを調べる。
いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」の公表の仕方が、自治体によってばらつきが出ている。南日本新聞が鹿児島県と県内43市町村の教育委員会に、推進法が施行された2013年度以降の発生件数を聞いたところ35市町村が回答。発生があった8市町村のうち調査報告書を公表しているのは4市で、内容には差があった。県と8市町は回答がなく、県は1件だけ報告書を公開している。識者は国が基準を設けるべきだと指摘する。
J3鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は29日、J2山形からFW有田稜(26)の完全移籍加入など7選手の移籍と加入を発表した。
毎年恒例の干支(えと)の交代式が27日、鹿児島市の平川動物公園であった。ヘビ=巳(み)=の人形を首に巻いた職員が、トカラウマ=午(うま)=の飼育員に引き継ぎ書を手渡し、新年を迎える前にバトンタッチした。
鹿児島県内は年始に冬型の気圧配置が強まり、1月1日の朝は雲が広がりやすくなる見込み。鹿児島地方気象台の予報では、県本土は曇り、奄美も曇り一時雨で、初日の出を拝むには微妙な天候となりそうだ。
来年1月2、3日に行われる第102回東京箱根間往復大学駅伝に出場する21チームの区間エントリーが29日に決まり、史上初となる2度目の総合3連覇を狙う青学大は主将の黒田朝日を当日変更での投入が可能な補欠に登録した。8区で2年連続区間賞を獲得した4年の塩出翔太は、3年連続で同区に起用された。
昨年の能登半島地震と記録的豪雨を受け、鹿児島県社会福祉協議会は石川県珠洲市社協へ支援金200万円を贈った。復興支援のため、ボランティア活動用のポロシャツを作り、売り上げの益金を充てた。
伊佐市の小中高校生でつくるダンス劇団「チームちむどん」による現代版組踊(くみおどり)「鬼武蔵~TADAMOTO忠元」公演が27、28日、同市文化会館であった。計約800人が詰めかけ、熱演に盛大な拍手を送った。
29日午前6時10分ごろ、鹿児島市郡山町、生花店経営男性(46)の鉄筋平屋店舗(約120平方メートル)から出火し、店の一部を焼いた。


