南日本新聞ニュース
防衛省は26日、2027年度に航空自衛隊奄美大島分屯基地(鹿児島県奄美市笠利)に「第57警戒隊(仮称)」を新設することを明らかにした。移動式のレーダーを運用して不審な航空機を探知する警戒監視態勢を強化する。陸自奄美駐屯地(奄美市名瀬)の電子戦部隊についても増強を計画する。
鹿児島労働局は26日、11月の県内有効求人倍率(季節調整値)が前月比0.01ポイント減の1.00倍だったと発表した。有効求職者数(同)は0.2%減の3万4259人と3カ月ぶりに減少。有効求人数(同)は1.5%減の3万4241人と3カ月連続で減った。
鹿児島市の鹿児島銀行と九州経済研究所(KER)は26日、最近の県内景況を発表した。「改善が弱まりつつある」として、2カ月連続で判断を据え置いた。個人消費が一部で持ち直したものの、観光関連で自然災害や訪日客減少の影響が続く。
東京を中心に北海道や大分など全国でホテル事業を展開するアマネク(東京)が、鹿児島市山之口町に宿泊主体型のホテルを開業することが26日、分かった。既に着工しており、2027年6月末のオープンを目指す。鹿児島県内初進出。
防衛省は26日閣議決定された2026年度予算案に、鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転を伴う自衛隊基地整備の関連費として1270億円(契約ベース)を計上した。そのほか空自のF35Bステルス戦闘機が馬毛島で発着艦訓練をするための施設工事費129億円も盛り込んだ。
任期満了に伴う枕崎市長選と市議補選が来年1月11日告示、18日投開票される。市長選は新人で元市議会議長の永野慶一郎氏(54)と、現職で3期目を目指す前田祝成氏(61)が、共に無所属での立候補を表明しており一騎打ちの公算が大きい。
26日午後2時半ごろ、鹿児島県伊仙町目手久、徳之島愛ランド広域連合が管理するクリーンセンターから出火、鉄筋コンクリート4階建ての建物の一部を焼いた。けが人はいなかった。
バスケットボールBリーグ2部(B2)の鹿児島レブナイズは26日、専修大4年のガード松野遥弥(22)が特別指定選手として加入すると発表した。在学したまま、27日のアウェー青森戦から試合に出場できる。
宮崎県都城市は26日、勤務中にカラオケに行ったとして、土木部の20代男性技師を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。市によると、今月中旬、勤務中に無断で職場を離れ、カラオケ店に約1時間滞在した。技師は「歌いたいという気持ちに抗しきれなかった。休みを取って行くべきだった」と反省しているという。
指宿市のJR指宿駅前広場で24日夜、クリスマスイブ恒例の「イブの夜にすき焼き」があった。指宿牛や地元の野菜を使ったすき焼きが1杯300円で振る舞われ、多くの家族連れや観光客が列を作った。


