南日本新聞ニュース
熊本県で28日に震度7を観測した地震の影響で、鹿児島県内の鉄道や高速バスが終日運行を見合わせるなど、交通は大きく乱れた。
28日、震度7の地震が発生した熊本県南部には、2016年の熊本地震を引き起こした布田川断層帯や日奈久断層帯が広がる。専門家は、これらの断層に16年の地震の「割れ残り」が関係したと推測。鹿児島県内の断層に影響を与える可能性も考えられ、防災の心構えが必要だと指摘する。
熊本県で28日に震度7を観測した地震で、鹿児島県内は薩摩川内市とさつま町、長島町で震度5強を観測した。震度5弱は阿久根市と出水市、いちき串木野市、伊佐市、湧水町だった。その後も北薩を中心に余震が続いた。薩摩川内市によると、生後2カ月の女児が、揺れで落下したテレビに当たり軽いけがを負った。鹿児島地方気象台は臨時会見を開き「落石や崖崩れなど土砂災害の危険が高まっている」と呼びかけた。
ベストセラー作家の東野圭吾さんの死去を受け、鹿児島市の書店や公立図書館では27、28日、追悼コーナーの設置が相次いだ。訪れた人からは、早すぎる死を惜しむ声が多く聞かれた。
西日本高速道路によると、熊本で発生した地震の影響で通行止めになっていた九州自動車道のえびのインターチェンジ(IC)ー栗野ICの通行止めは28日午後8時半過ぎに解除された。
バレーボールU18(18歳以下)男子日本代表で主将を務めた川内商工高2年の田中洸選手が21日、薩摩川内市役所を訪れ、田中良二市長にアジア選手権大会出場とチームの準優勝を報告した。田中選手は「大会での経験を生かし、世界に通用する選手を目指す」と抱負を語った。
出水市地域おこし協力隊員の茂ひとみさん(52)が、同市で越冬するツルの保護や観光化に貢献した夫婦の物語をフリーペーパーにまとめた。今後も出水の良さを紹介するため発行を続ける予定で「地元の人に再認識してもらうきっかけになれば」と話す。
JR九州によると、28日発生した地震の影響で九州新幹線は終日運行を取りやめている。
鹿児島県は28日、八代海で発生している赤潮を調査した。原因となった魚毒性の極めて強いプランクトン「シャットネラ・アンティーカ」の細胞数は減少し、県内側でほぼ0だった。細胞が集積した着色域も確認されなかった。
農産物の輸出入などを手がける南九(鹿屋市)は28日、農業用マルチシートの特売を自社店舗「森からの贈り物 きこり」で始めた。中国産を仕入れ、高騰前の日本産と同じ価格水準に据え置いた。31日まで。


