南日本新聞ニュース
参政党鹿児島県連は30日、来春の統一地方選に向け、阿久根など3市議選で立候補者擁立を目指す方針を明らかにした。来年4月予定の県議選(鹿児島市・鹿児島郡区)にも党公認で新人の立候補が決まっている。
熊本県水俣市で5月1日に開く水俣病犠牲者慰霊式に合わせ、石原宏高環境相は4月30日、同市で被害者団体と懇談した。1日で水俣病公式確認から70年となるが、最終解決に至っていない。団体側は患者の認定制度や潜在被害者を把握するための健康調査の在り方について見直しを求めた。石原氏は「十分に時間を確保し、丁寧に議論したい」と述べるにとどまり、進展はなかった。
2027年8月に北海道で開かれる和牛品評会「全国和牛能力共進会」(全共)の出品候補牛を肥育農家に引き渡す「斡旋(あっせん)会」が30日、霧島市の姶良中央家畜市場であった。県内10地区の繁殖農家が手塩にかけて育てた優良牛72頭が集結。5年に一度の「和牛のオリンピック」3連覇に向けた取り組みが本格的に始まった。
鹿児島銀行(鹿児島市)と九州経済研究所(KER、同市)は30日、最近の県内景況を発表した。「改善傾向は見られるものの、中東情勢の影響を注視する必要がある」とし、6カ月連続で判断を据え置いた。
鹿児島県出水歴史民俗資料館は開催中の市制20周年ミニ企画展で、20年前に発売された品を展示している。「ガラケー」と呼ばれる折りたたみ式携帯電話やゲームソフトといった、平成の日常を象徴するアイテムが訪れた人に好評だ。玄関ロビーで5月17日まで。
鹿児島県南さつま市観光協会は市内7蔵元の焼酎を地元で広める「七蔵応援団」を毎月実施している。まだ明るい夕方に観光物産交流施設「きやったもんせ南さつま」でチョイ飲み。特産品の軽食付きで「0次会」と位置づけ、飲食店へのはしご酒を促す。生産者と消費者が集まる異業種交流の場にもなっている。
中東情勢の緊迫化による化石燃料の高騰が、鹿児島県の銭湯事業者を直撃している。温泉県であっても源泉の水温によっては重油での加温が必要なほか、ガスを使うサウナも経営を圧迫する。入浴料は物価統制令で勝手に決められず、価格転嫁は容易ではない。県内は入浴とサウナをセットにした料金体系が多く、「サウナを閉鎖するしかない」との悲鳴が上がる。
鹿児島県内で女性社長の割合が増えている。帝国データバンク鹿児島支店の調査(2025年10月)では8.6%と過去最高を更新したものの、九州・沖縄では最も低い。職場での平等な待遇などを目的とした男女雇用機会均等法施行から4月で40年。「女は家にいるべきだという固定概念が払拭できない人もいる」(県男女共同参画室)なか、意思決定が男性に偏る風土は変わっていくのか。
今夏100歳を迎える彫刻家で文化勲章受章者の中村晋也さん(99)=鹿児島市=が、「かくれ念仏」を題材にしたモニュメントを制作している。浄土真宗の禁教が解かれ今年が150年の節目にあたるため、同市の西本願寺鹿児島別院が依頼。29日にアトリエで輪番の吉川孝介さん(55)らが粘土原型と対面した。
「れんげの里」として知られる姶良市の山あいの北山上地区で、薄紫のレンゲが見頃を迎えている。昨夏の大雨で道路が寸断され一時孤立。多くの農地が被害を受けたが、例年通り地域一体となってレンゲを育て、復興のシンボルになっている。


