南日本新聞ニュース
1945(昭和20)年4~5月に海軍報道班員として鹿児島県鹿屋市に滞在したノーベル賞作家川端康成(1899~1972年)について、作家の多胡吉郎さん(69)が同市で講演した。特攻隊員との交流が戦後の川端作品に影響を与えた可能性を指摘し「鹿屋に川端文学碑を建ててほしい」と呼びかけた。
8日の記録的大雨の影響で年内運休見通しとなったJR肥薩線の吉松-隼人(鹿児島県)について、JR九州は18日、早期復旧が難しい理由として、被害が最も大きい区間が険しい山中にあることから、「現地まで重機や資材を運ぶのも困難なため」と説明した。同社は同区間を復旧させるとしており、現在は工法などの検討を進めている。
トカラ列島の諏訪之瀬島(鹿児島県十島村)の御岳で18日、午後10時までに噴煙量が中量以上の噴火が7回あった。
鹿児島県・トカラ列島近海を震源とする群発地震は、18日午後10時までに2回発生した。
沖縄の南海上にある熱帯低気圧は19日、台風に発達して鹿児島県奄美地方に接近する見込み。気象庁の予報では、台風は東シナ海を北上し、屋久島や薩摩地方に接近する22日以降、再び熱帯低気圧となるもよう。
バスケットボールBリーグ2部(B2)の鹿児島レブナイズは18日、鹿児島市の郡山体育館で練習を公開した。10月4日の2025-26シーズン開幕を前に本格的なスタートを切った。
8日の記録的大雨の影響で運休しているJR肥薩線の吉松-隼人(鹿児島県)は、多くの高校生が通学手段として利用する。JR九州が年内復旧は困難だと明らかにしたことを受け、保護者や学校関係者からは18日、早期復旧や代替バスの利便性確保を願う声が聞かれた。地域や観光への影響を懸念する意見もあった。
名瀬労働基準監督署(鹿児島県奄美市)は18日、労働安全衛生法(事業者の講ずべき措置)違反の疑いで、和泊町の沖永良部農業開発組合と、同組合サトウキビ加工工場の男性責任者(51)を鹿児島地検名瀬支部に書類送検した。
南九州ファミリーマート(鹿児島市)は19日、ラーメン店「TAKETORA」(指宿市)監修の3商品を発売する。
JR九州は18日、お盆期間(8日〜17日)の利用状況を発表した。九州新幹線の鹿児島中央-熊本の乗客は、上下合わせて前年同期比4.4%増の19万7000人(下りは5.5%増の9万8000人、上りは3.3%増の9万9000人)と堅調だった。